1.電波

「かったるいし」

 中途半端な髪の結び方の少女が退屈顔で口を開く。

「宇宙人とか突然やってきてくれないかな?」

「美少女が空から降ってきて、勇者様っ!!的なのりになんないかな?」

「人類めつぼーしないかなぁ?」

「ん~」

 授業だってつぶれればいいんだ。

 つまんないし?

 ・・・さぼってるけど?

「ヒーローにでもなりたいなぁ」

 いい加減あきあき。

 同い年の子ども達の若さにはついていける気がしないし。

 冷めた子達はなんかかっこつけているだけのような気がするような、しないような?

 教室に入るとなんとなく楽しいけど、それがなんだっていうんですか?

 その楽しさは私のしあわせとはつながっていないんです。

 でも特別になりたいわけではないんです。

 ただ私は私の生きたいように生きていたいんです。

「むりだろ」

 その本能の固まりな時代は人間が構成されたところで切り離されて、終わってしまっています。重々承知しております。

 結論を、

「人類がめつぼーしちゃえ」

にしちゃおうと思うんです。

 ちょっと満足。

 満足です。

 満足したので、私は今日は終わっていいと思うんです。

 明日も明後日も自分の中での満足、を見つけていくんです。そうすればしあわせなんです。

 ?なんでって・・・?なんとなくですよ。

 なんとなく生きていくんです。

 きっといつか何か見つかるから。それまでは、それでいいんです。 

 

 

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